感動的な卒業式

卒業式の前日、事務局、副会長を含め6人で、同窓会入会説明会をいたしました。卒業すれば、即、同窓会員ですので、仲間として迎え入れることの喜びを伝え、何より「卒業」と未来への限りない前途を祝してお祝いの言葉を述べさせていただきました。その折、ひまわり花壇で収穫した「ひまわりの種」を生徒さん一人一人にプレゼント。3年間、ひまわりをデザインした校章を胸に学んできた生徒の皆さんへ、「情熱・誠実・努力・忍耐」を象徴する花の種に同窓会としての思いを込めました。

3月8日の卒業式の朝は冷たい雪に見舞われました。保護者の方々も出足は大変だったと思いますが、会場は卒業生の門出を祝う喜びと一抹の寂しさを伴う穏やかで温かな雰囲気が醸し出され、会場の寒さは感じられませんでした。生徒の皆さんは終始落ち着いた中で淡々と式が遂行されました。メインの卒業証書授与に入り、校長先生が壇上に上がり生徒の呼名が始まったその時、奇跡的にも突然、会場に太陽の光がぱっと射し込んできました。私は、生徒の皆さんの前途に洋々たる光を感じ、ひとり感じ入っておりました。また、答辞の代表者が感極まって泣く場面もあって、卒業生たちに同様の感動が広がっていき、その直後の「校歌」は、実に思いのこもった感動的な歌声でした。卒業生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。